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----- 誰 -----
土方と近藤と沖田が
----- いつ -----
3-Zで
----- どこ -----
部室で
----- 何 -----
土方→近藤←沖田 で近藤の取り合いバトル。
ギャグギャグで。


by那央sama


------------------------------
実際にUPしたのは2008年6月27日です


「「最初はグー!」」


今日もお妙さんは美しかったなぁ。

近藤を挟んで、沖田と土方がずっとじゃんけんをしているので、近藤は帰ることが出来ずに、もうかれこれ10分も、部室のソファーに座ったままだった。5年以上も前のセンパイが、応接室でいらなくなったものを貰ってきたのだとかいうソファーは、中に入っているバネが痛んでいて座るたびにギシギシ音をたてた。

このソファーでヤッたらヤベェよなぁ。


道場が使えない雨の日だったと思う。確か、校内で軽い筋トレをすませた後に、早く帰ればいいのに、退屈を持て余して、ここでみんなと雑談をしていた時だったはずだ。
話が自然に猥談になって、誰かがそう言ったのは。
一瞬空気がしんとなって、みんな押し黙ってしまったので、近藤は狙って(狙ってだ)「お妙さん」と呟いた。
大ウケだった。だから覚えている。いや、そうでなくても多分みんな覚えているだろう。誰だって一度は考えるけど口にしてはいけないこと。というのは確かに世の中にはある。と近藤は思う。

「じゃァ、俺から」


意識をトリップさせているうちにじゃんけんが終わったらしい。
近藤は、ようやく帰れる。と、思って、ソファーにもたれかかっていた背を起こした。
大体お前らじゃんけんごときで真剣になりすぎなんだよな。何をかけてんのか知らねぇーケド。

「近藤さん動いちゃダメでさァ」

「は?」

「もうちょっとで勝負つくからよ、悪いけどじっとしててくれよな」

「え?何?」

気がつけば、沖田が自分の手を握っていた。

どういう状況だよ?これ?

近藤はおこっていることが飲み込めずに目をしばたかせた。


「沖田っと」

「ちょッ、こしょばいって。お前ら、何する気?」


どういうことかは知らないが、沖田がマジックで、近藤の中指に自分の名前を書いている。

「近藤さん、字書けねェからじっとして」

「じっとってなんだよお前まで。トシ!」

沖田が終わったら土方が今度は反対の親指に名前を書いた。

土方。


「エェェ!なんだよお前ら!ちょっとォォ!!」

意味わかんねーし。

「大丈夫でさァ。近藤さん。じっとしといてくれたらすぐに終わりますから」

「すぐとかそういう問題じゃねェよ。つーか人の指に名前書くなよ。明日どうしたらいいんだよ!!」

「安心しろ近藤さん水性だ」

「何ソレその無駄な自信」

近藤は困惑した。
まったく殴り合いになるんじゃないかという剣幕でじゃんけんしていたかと思うと、今度はこれだ。こいつら仲がいいのか悪いのかわかりゃしねェ。

「陣取りゲームみたいなもんでさァ。今名前を書いた所の両隣には、名前をかけないってルールなんで。だから、俺が近藤さんの左の薬指に名前を書くと、土方のヤローは左の中指と小指には名前を書けないっと」

ルールを説明しながら、沖田が近藤の左の薬指に名前を書く。

「近藤さんの左の薬指は俺のもんでさァ」

沖田が挑発的に笑って、土方が声をあららげている様を横目に、近藤は溜息をついた。

第一

「総悟、ソレ、マッキーじゃねェの?」

安心なんてしてられねェよ。と、近藤は、沖田が握っているマジックを指差した。黒地に白い文字でマッキーと書かれたそのペンは確か

「油性じゃねェか、お前ッッ!!」

「あちゃーうっかりしちまいました」

「あちゃーじゃねェよ!!絶対わざとだろっお前」

目の前で再び喧嘩がはじまったので、近藤は、溜息をついて、ソファーの背にもたれかかる。


腹減ったなァ。


ギシリとソファーをならして、時計を見るともうすぐ7時だ。


腹減るはずだよな。9時からドラマみたいんだけどな。


近藤は欠伸をした。



「お前らさ、続き、俺んちでしろよ」


土方と沖田が顔を見合わせる。何か考えているような顔つきだった。

本当にこいつら仲がいいのか悪いのかわからねェ。

近藤は笑った。

「腹減ったし」



帰り道、二人が真剣になって、勝負していたのは、今日どちらが近藤のうちに泊まるかという権利のためだった。ということを知った。

「権利ってお前ら、二人とも誘っただろ。俺は」

「それがいけねェんでさァ。俺だけにしといてくれればいいのに」

沖田がすかさずそう言った。土方は、無関心を装って煙草を取り出す。

「コラッ、トシくん家帰ってからにしなさい」

「そうそう、自分の家に帰りなさい」

「総悟テメェ調子のってんじゃねェぞ」

土方が睨むと、沖田が近藤の腕をとってアカンベーをする。


「はいはいお前ら喧嘩しないの」

近藤は笑った。

空はもうすっかり暗くなっている。いつもは別れてしまって一人で歩く道を3人で歩くのは楽しかった。
長く短く騒々しい夜を思うと、近藤の頬は緩んだ。


--------------

で、帰ってからさっきの続き。「今度は全身で勝負でさァ」「エェェェェ!!」取り出されるマッキーの恐怖。ヘソの周りに沖田土方沖田土方って書いてあったらおもしろい。


ギャグもバトルもニアミス感が漂います。すみません。

これにて6万企画終了。
いろいろほんとすみませんでした。2006年へ2008年から愛をこめて。2年も放置って・・・



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