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うんぬん企画用
起きたら11時だった。勲が着替えていた。
あれ?なんで勲いるんだ。今日何曜日?(勲は日曜休みの仕事じゃないケド) なんか、半裸の背中ばっか見てるな最近。 そっと勲に近付いて抱きしめた。 「なー。休みだったら休みだって言ってくれりゃあいいのに」 「そんな事言われたって、お前昨晩完全に寝ぼけてたし、第一昼まで暢気そうにグースカ寝てる奴に言われたくありません」 「勲が休みだって知ってたら早起きしたぜ。朝飯だって作ったのに。葱トントンて切りながら起こしてやりゃー良かったかな?おはよう勲ちゅーって」 「いらんっ!断じていらんっ!!気持ち悪い妄想すんじゃねーよトシ」 腕の中で勲がブルブルと震えるマネをする。 シャツ一枚。パンツ。 背中に張り付くと、大きくて温かい背中だって事が良くわかる。 「幼稚園くらいの子供がいそう。ってよく言われない?」 俺を背中に貼り付けたまま、ズボンを引っ張り出す勲。 あーあ、そういう取り方するから畳んだ服がぐしゃぐしゃになるんだよ。ずぼらめ。 「酷ェーなぁ。せっかく愛をこめて畳んでやってんのに」 「トシ君ね、五月蝿いよ」 口を尖らせて拗ねた目を向けられた。 可愛い。 背中に張り付いてる事には文句言わねーんだな。 ニヤケタ面の俺と目が合って、はぁ~と切ない溜息をついた勲は、俺を無視して動作を続けた。 あ、ズボン穿いちまうのかもったいない。 よっと。 「トシ!もう!邪魔ァ。着替えてんの見たらわかるだろー!邪魔すんなよ、って、あ、コラ。オイッ!バカッ!ケツ触んなっ!あ、ちょっ」 「俺を置いてどこへ行く気だよ?いいじゃん最高にセクシー。もうしばらくこのままでいてよ、ね?」 「あーうざい。うざいぞトシ。なんで邪魔するんだ」 「今日休みなんだろ」 「おう」 ガキみたいな意地悪するとガキみたいな拗ねた顔をする髭面。いい歳こいて、最高に可愛い。 「鏡、見た?」 「見たケド・・」 興味なさそうに返事して、勲は、片足をズボンに突っ込んだまま、ケツにある俺の手をどうしようかと思案している。 「酷ぇ面・・・してるぜ」 思案のせいか無防備な勲の背中を包むようにして、耳元でささやくと、彼がビックリしたのがわかった。 「休めよ。なんかしんねーけど。優しくしてやっから」 子供をあやすように頭に手を置き、まだセットされてない黒い髪をわしゃわしゃする。 「はぁ~」 と溜息。 「優しくしてくれるならとりあえずどいてくれ。重い」 そう言った声はそっけないけれど、耳朶が赤い。 「嫌だ」 というと再び拗ねた瞳と目が合った。 PR この記事にコメントする
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